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詩劇=夢乃月愛花と美しき乙女達

私の詩集~3ページ目


タイトル「放課後の詩~チャイム音が鳴る懐かしさに」



 もう聴くことがないと思っていた 懐かしい音
 学校の道路脇から聴こえた放課後のチャイム
 耳から離れられなかったチャイムの音

 学生の頃 耳が痛くなるほど 毎日聴いていた
 チャイムが鳴れば 授業が始まり
 チャイムが鳴れば 授業が終わり
 繰り返されるリズムは いつも決まっていた

 朝・昼・放課後に鳴るチャイムは
 少し違って聴こえたこともあった
 綺麗なメロディーだったら もっと好きになっていた
 
 放課後のチャイムが好きだった
 放課後の時間が大好きだった
 不思議にそのメロディーは夕暮れとのハーモニー
 誰もいない放課後の教室
 好きな女の子に告白の途中でチャイムが鳴り響いて
 ふたりでふと笑って・・・うまく告白が出来た思い出
 そしてあの時 まだ今でも胸に残っているチャイム

 あれから・・・チャイムが鳴り響くと ふと思い出す
 今突然に チャイムが現実と過去が繋がってゆく
 学生の頃に戻りたい
 もう一度 チャイムが鳴り響く夕暮れの放課後を味わいたい
 そして あの告白した女の子に会いたい
 






  

 


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